御嶽山 ~噴火の傷跡と美しい三ノ池~
天気が良さそうだったので御嶽山へ。 前回の中央アルプスからの眺望でひときわ目立って鎮座していたので登りたくなりました。 山頂はまだ規制されていて入れないため、黒沢口(中の湯)から摩利支天まで行くことに。 三の池が綺麗そうだったのでそこを見れたらいいなと。 総じて晴れて景色、歩き共に楽しめた山行でした。 御嶽は雰囲気が他の山と違うのがまた面白かったです。また来たい。
黒沢口〜行者山荘~女人堂
駐車場はかなりの台数が止められそう。トイレもありました。良く整備されている道です。樹林帯で木の階段がずっと続きます。
段差が小さくなるよう作ってあり、少なめの負担で登っていけます。
こちらは何の建屋でしょう。閉まっています。
しばらく登るとロープウェイとの分岐路に。
分岐路を過ぎて少しすると行者小屋が見えて来ました。
時代を感じる昔懐かしい小屋です。
八ヶ岳の小屋がモダンな感じなのと対照的な雰囲気ですね。
ところどころに信仰登山の様子がうかがえる |
最初標高かと思ってびっくりした |
女人堂~石室山荘〜二の池
さらに歩を進めると女人堂に到着。
森林限界を超えて御嶽山の姿が見えて来ます。登山道はハイマツ帯から岩場になります。
登る時間によりますが、今の時期は日差しの暑さで体力を持っていかれます。
岩場では正面に御嶽山、後ろに中央アルプス、横に北アルプスを望む大展望が広がっており気持ちがいいです。らーめん!? |
帰りに絶対ラムネ飲む! |
イワギキョウ。可愛い |
ちょっと一休み |
ごつごつです |
登り一辺倒から見える景色が一気に変わる。
頂上はまだ立ち入り禁止 |
絶景が広がる! |
トラバースして少し進んだ二の池は半分以上が火山灰で埋まっています。 ですが水を湛えている部分もあり、透明度も高かったです。願わくば噴火前の池も見てみたかったですね。
建設中 |
こちらは透明度の高い水を湛えています |
二の池〜避難小屋
広大なカルデラ地形が現れます。 この日は途中から登って来たガスもカルデラの方までは降りてこなかったので、終始景色を楽しめました。
道はガレ場とハイマツ帯歩きですがキツイアップダウンや難しいところはありません。
チングルマ |
賽の河原です |
少し登る |
避難小屋の前から見える三の池の展望の素晴らしいこと! 本当に青い!山の上なのに!感動です。 水の量が減っているそうですが、自分は初めて見たのでとりあえずひとしきり感動しました。
青い! |
避難小屋と剣ヶ峰 |
避難小屋〜摩利支天
今までと比べると少し急でガレている登りを登って、分岐で摩利支天に向かいます。少し急になる。信仰の登山道からは外れているのだろう |
登りきると分岐に到着 |
トラバース路は狭め |
継母岳が見える |
継子岳、継母岳という名前が印象的。
避難小屋まで戻って昼飯を補給。
ガシガシ下れます |
楽しかったよ |
ラムネ休憩! |
焼印!初めて見た!熱そう! |
振り返り
道中で修験者の方を多く見かけました。朝早く登られてる方、午後に金剛堂あたりにおられる方。 本当に信仰の山なんだなと。 老若男女登れるよう整備された道に歴史を感じました。 途中にある行者山荘、女人堂は今までみた山荘の雰囲気と違い、昔の民家の雰囲気に近いものを感じました。そんな昔から生きてませんが笑 風がよく通る土間があって畳があって・・・。小学生の時の祖父母の家を少し思い出させる感じでした。 オシャレな山荘もいいですが、こういう雰囲気も好きです。 また山行として周回や縦走ばかりに目が行ってしまいますが、ピストンも悪くないなと思いました。 一度通ったルートで時間がある程度分かるので精神的に余裕があるのがデカイです。登りと下りで視点や感じ方が違うのも面白い。 膝について、今回は今までほど痛くなりませんでした。(多少は痛い) おそらく毎日湿布して炎症を抑えたのと、簡易的な膝のサポーター入れたのが効いたのかな。 登山靴もセイバーミッドで行ったんですが、もしかしてフニャフニャで足首固定されてないから捻りの力が足首で吸収してくれて膝から逃げて楽になってる?とちょっと思いました。しっかりした登山靴になると足首が固定される分捻りの力が膝に負担としていくのでは?分かりませんが。 後やっぱり軽いのはいいな。ただ岩場は普通に歩けるけど、やっぱりやわらかい分足裏は痛くなるな。 次はサレワで足首を出来るだけ自由にして行ってみようかな。・持参した機材
・Nikon D500・Nikon AI AF Nikkor 35mm f/2D
・Nikon AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
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