白山〜別山周回 ~故郷の山・記憶を辿って~
小学生の時分に祖父と登った以来、10年以上ぶりの白山登山。 あの頃は連れられて登っただけだったが、今回は1人で登る。 今でも覚えているのは 疲れた時にブドウ糖をくれたこと 祖父がとても大きなザックを背負っていたこと 万年雪を見たこと 雲の中を歩いたこと 他の登山者に花の名前を教えていたこと 室堂でラーメンを作ってくれたこと 白山神社で飲んだお神酒でゲーゲーしたこと 室堂のトイレがとんでもなく臭かったこと ご来光を拝んだ後のインスタントらしき味噌汁が死ぬほど美味しかったこと 吸い込まれるような満点の星空が見れたこと あのザックの中に何が入っていたのかは分からないけれど、子供二人を連れての登山だったから、きっと希望と責任が詰まっていたんじゃないかと思う。