【日帰り】深南部?池口岳から聖岳を望む

 


 


 ゴールデンウィークは後立山の唐松と五竜を縦走する計画!


が、諸事情で日帰りに変更。


日帰りだけど時間が取れそうなので、ちょっとロングでやれそうなところを計画します。


なかなか日帰りでロングと言うと難しいところですね。。。


そういえば深南部をまだ歩いてないことに気づき、ちょっと調べていたところ時間が取れるなら日帰りでも行けそうな所はありそうでした。


池口岳かバラ谷の頭、どちらかにしようと思い、迷いましたが聖を見たいなぁと思い、池口岳へ。


自宅を3時半頃出発し6時少し前に登山口に到着です。

アクセスには152号線を使いましたがなかなかの酷道でした。通行止めもしょっちゅうありそうなので、よく確認したほうがいいです。


と言っても帰りはもっとひどい目を見るのですが。。。


池口林道はわかりにくいですが、池口岳登山口の標識があるのでそれに従います


途中からダートになるので車高が低い車はこするかもしれません。お気をつけ。


登山口は上部にある避難小屋付近のスペースも含めても、せいぜい8台程度が限度かと思います


6時の時点では自分の車1台だけでした。



登山口〜黒薙



最初は緩やかです。

しかし登りに入った途端、人が少ない南アルプスらしいといえばらしいですが、登りがまぁー直登。

つづら折り?何それ美味しいの?状態です。


黒薙までは結構長いですが、


直登→フラット→直登→フラット


の繰り返し。


南アルプスの長大な尾根って、黒戸尾根もそうだったけどフラットなところ多いですね。散歩気分。





黒薙は大きめの崩壊地。最初の展望地でもあります。

南側斜面が崩落しているので、池口岳の勇姿が見れます。綺麗な双耳峰は黒薙から眺めるのが一番良さそうです。


黒薙〜テント場

何度かピークがあり、アップダウンをくりかえします。ということは帰りは登り返し。。。ヒィ。








細い尾根をわたったり、かと思えば塩見などを思い起こす森のような広大な部分もあり変化に富みます。


最初は松林でしたが、広葉樹も増えてきて新緑がキレイです。


ずっと野鳥の鳴き声も聞こえていましたが、何度か目前に降りてきてくれました。

しかしすばしっこいので捉えるのは至難の業。

なんとか200mmで撮れたものの、最大トリミングしてもこれくらいです。

ルリビタキを発見できたのは良かったけど、ピント合わせるまでいかなかった。。。悔しい。。。



テント場〜池口岳

テント場


南に進路をとってすぐ、東側斜面が崩落している箇所があり、聖岳、上河内岳の絶好の眺望ポイントです。


聖カッコイイですし、以前登った上河内岳もかなり堂々たる山容です。


兎岳から西に向かって伸びる尾根が樹木が少なそうで、聖岳を間近に拝めそうですがあそこ登山道あったっけかな?


崩落地を過ぎると直登パレード。ジャンクションを過ぎ、山頂まで激登りです。


ジャンクション

自分をいじめ抜きたい人にはうってつけです。


ジャンクション近くから残雪が思ったより残っていました。

GWの晴天で溶けてるだろうとたかをくくっていましたが、甘かった。

冬装備を何も持ってきていなかったので、仕方なくつぼ足で進みますがスパッツもなかったので雪が入る入る。困る困る。


山頂に着くと、展望はない地味な山頂です。

山頂はとりあえず寄る程度で、道中を楽しむお山ですね。


ジャンクションから加加森山に向って少しだけ行くと開けて展望がいいです。

光岳


聖と赤石

光岳と光岩もよく見える。

ただこの位置からだと加加森山が邪魔で聖は満足に見れません。

しかしまぁ加加森山もデカいこと。。。南アルプスの山々の大きさは圧巻です。


少し降りる予定でしたが、展望も見れたので降りるのはやめておきました。


下山



ジャンクションから北に向かって降りていき、崩落地では本日一番の展望があります。

ここが山頂でもいいくらい。



上河内岳


崩落地を過ぎたあとに、まっすぐ行ってしまいました。

本来のルートは西に折れる必要があります。


踏み跡がある程度あったので、間違えた人も多いのかもしれません。

自分も気づかずにしばらく降りてしまいました。


途中黒薙から改めて順光で池口岳を眺めましたが、やはり堂々とした良い山容です。

池口岳を望む


山頂がもう少し開けていたらと思うところはありますが、道中が良いので総じていいでしょう。


下りもフラットと急な下りが交互するので案外飽きにくく疲れにくかったのもいいですね。

時間に余裕があると気持ちよく森林浴してる気分で降りていけます。


ゆるゆると降りていくと終わりです。





さて、行きで152号が酷道だったので、天竜川を挟んだ県道1号線があったのであまり深く考えずにそちらから帰る事に。

しかし、それが間違いだった。。。


途中までは良い道なんですが、佐久間ダム湖沿いの県道1号に入ったあたりからすれ違いギリギリの狭路、かつ20km強の間ずっとぐねぐね道。

延々とハンドル回し続けてる。ジムカーナか。


トンネルもダム湖にありがちな作業用っぽく照明もなかったりまばらでホラー感満載。

しかも水窪につくまで全く逃げ道無し。


とにかく体力的にも気力的にも疲れる道でした。

国道152号から帰るよりおそらく30分は長くかかった。

いや地図をよく見たり距離を見ればすぐわかる話なんですけど、適当に見て判断しちゃったのよね。。。


国道は酷道でも、腐っても国道だなと思いました。

山の中の県道には要注意、です。


因みに池口林道から降りてしばらくしたところの道の駅の近くにヨシマルヤストアーという超ローカルスーパーがあり、そこでジビエ肉を売ってます。

イノシシとか羊とかなら分かりますが、自分の心にヒットしたのはウズラの肉と馬肉のホルモン!

どっちも見たことない!


思わず買ってしまいましたが、果たしてうまいのか。。。(笑)

所感

機材

Z24-200を導入しました。
Z24-120と随分悩みましたが、まだ手に入らなさそうだし24-200にはキャッシュバックもあったので。

さて、登山に最適とほめそやされるZ24-200です。
実際に使ってみると確かに従来の高倍率ズームよりずっとクリアで抜けがよく、200mm望遠端でもそれなりの解像感があります。

最短撮影距離は0.5mとちょっと使いにくいですが、撮影倍率は0.3倍程度と実はZ24-70f4sとあまり変わりません。
トリミングも併用すれば小さな花もまぁなんとかいけます。

それより今回のようにとっさに来た野鳥を撮ったり、遠景の山を迫力を持ってとらえられるのがよいでしょう。フルサイズミラーレスでコンパクトな望遠レンズってないので。

フィルム時代の超コンパクトな望遠レンズみたいなのまた作ってくれないかなぁ。。。

Z24-200の弱点はAFでしょうか。小口径ということもあって晴れでも樹林帯の中だとAFが遅く、ルリビタキは撮り逃がしました。枝の間の小さな野鳥にも中々ピントが合いません。ただ明るい所ではそこそこのAF速度があるので、モーターが不十分というわけではなさそうです。ボディがZ6だからその足かせもあるんでしょう。

また今回お気に入りのTamron 28mm f2.5と加えてkenkoのmacro teleplusを持っていきました。暗いうちやボケが欲しい時は28mm f2.5で。マクロを撮りたければそこにteleplusをつけて。ちょっと付け替えが面倒ではありますが、そのために専用のマクロレンズを持っていくよりはコンパクトで済みます。

今回広角はスマホの超広角レンズで済ませましたが、Z14-30でもいいでしょう。

ゴミ

ゴミといっても写真のゴミです。
気をつけていたつもりでしたが、今回も見事にセンサーにゴミがつき、ずっと写り込んでいました。気づかないもんですねぇ。。。

家に帰って取り込んでPCでチェックする段階でやっと気づくんですよ。
ミラーレスはセンサーむき出しだからつきやすいのは分かるんですけど、最近本当にレンズ交換するたびにゴミが付着してる気がする。。。

一眼レフの時はセンサーにゴミなんてめったにつかなかったんですけどね。

センサーシールドが欲しい。。。



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