紅葉?の藤原岳
近場なら行けそうだったので紅葉見に鈴鹿の藤原岳でも行ってみることにしました。
伊勢湾岸自動車道が距離のわりに高いのがネックだけど、この近さお手軽さは良き。
パーキングに止めて出発。
獣害用フェンスを抜けて登山口へ。
昨日ちょうどNHKのヒグマ関係の取材をやっていて、人口減少していてかつ環境保護の向きが強くなれば動物の領域がどんどん広がる。
動物はお友達じゃないんで、被害が増えていくとそのうちハンター職が人気になったりするんだろうか。しないか。
比較的ゆるやかで稜線を気持ちよく歩けそうだったからこちらのルートを登りに。
木和田尾根
しかし入ってみてすぐ気づく違和感。これは明らかに入る人が少ない道や。来ちゃったもんは仕方ないんで登ります。
まず急登は普通は段差がつけてあったりつづら折りになっていたりしますが、だいたい直登。ふくらはぎヤバイ。
ゆるやかと思っていた傾斜も結構キツイ。
ふきっさらしの風も吹き付けて寒いこと寒いこと。
何より踏み跡が落ち葉もあってかなり分かりにくい。
途中途中送電棟のふもとを通って峠まで至るルートだったので、おそらく電力会社の整備用の道じゃなかろうか。
電力会社の人たちはこの道をサクサク登るんだろうか。。。皆さん超人なのかな。
思ったよりきつめのルートだったし、風もすごいし寒いしでちょっと失敗したかなと思っていましたが、途中の紅葉エリアは朝日と相まってとても綺麗。と言っても紅葉エリアは少しだけで、上の方はもうほとんど終わってますね。
さて、今回はいつものNikon Z6&Z24-200に加えてNikon P330というコンデジも持ってきました。中古で運良く1万程度で買えたもの。元値も実売2万円しないんですが、もう終売してるので市場価格はやや高め。
これが動作はもっさりなものの、思った以上にいい写真を出すんです。
詳細は別途として、試しに今回持ってきました。
日付を入れてあるのがP330。
エンジンの世代が違うんで色味は結構違いますが、web閲覧のレベルでは正直これでいいかなと思えるレベル。
峠を越えて稜線に出ると相変わらず寒いものの、景色が開けて中々気持ちがいいです。
鈴鹿山脈は竜ヶ岳もそうですが稜線上が開けているし、そもそも広いですよね。
開けている=高木がないのは雪も降るおかげでしょうか。
しかし送電塔を稜線上に立てるって中々すごい、歩荷したのかな。。。と思ったらヘリポートがありました。だけどヘリポートからは人力だとしたらやっぱりすごい。
稜線~藤原岳
稜線に上がるまでは結構大変でしたが、稜線に上がってからは終始緩やか。
天狗岩に来ると、なんと天狗岩が藤原岳最高地点とのこと。え?藤原岳が一番高いんじゃないの?
天狗岩から少し降りていくと藤原山荘があります。
山荘というより避難小屋ですね。でもトイレもしっかりあるのがありがたいですね。
天狗岩 |
藤原山荘 |
山頂まではすぐですが、多少登りますね。
山頂付近から振り返ってみる景色はなかなかのもの。
山頂では竜ヶ岳などが見えて展望がいいです。
が、寒い。この日は日も陰り気味で風がびゅうびゅう吹いていてとにかく寒かった。
カップラーメンがうまい季節ですが、寒すぎて秒で食べて秒で退散です。
下山~大貝戸尾根
下りは大貝戸尾根から。
こちらがメイン登山道の表道らしく、木和田尾根とはうってかわってとても歩きやすいオーソドックスな登山道。サクサク下れます。
何故かは分かりませんがこちらの方がまだ緑も多く、(常緑樹が多い?)そのおかげか風もないので綺麗な紅葉も見る事が出来ました。
降りきったら駐車場に戻るためにしばらく車道を歩いて終了です。
所感
鈴鹿山脈
鈴鹿山脈は標高は高くないが麓の標高も低いので登りごたえがそこそこあり、それでいてアクセスが容易。
しかも冬は雪も降るから植生も豊かといういい山脈です。
軽く登れてしまうところが多いのであまり食指が伸びないんですが、藤原岳に登ってみて山頂付近の地形の面白さと景色に心が動き、次は冬にも来ようと決めました。絶対きれいだと思う。
トレラン
トレランザックは買ったけどまだデビューしてない。
今回下る時に大分ザックも軽くなっており、下りは登山道も良く踏まれていたので試しにかるく走り気味で下ってみると中々楽しい。いつも肩にミラーレスをかけているが、それがぶれて邪魔なのでザックに入れて写真はP330でと割り切ってみると思いのほか走りやすい。
ただやっぱり体力ないのでずっとは無理だ。
今度近場でやりたいなぁ。
コメント
コメントを投稿